土曜日 15:30~担当ミチヨ
今日は土曜どこにも出かけないでお家でヨガやりましょう。
ミチヨのシリーズの第三弾は火曜日に続いて回転(ねじり)です。
捻りというのはTwisting(回転)です。回転には軸が凄く重要です。回転軸を作りましょう。
ずっと繋がっているポイントなんです。自分の体幹である中心なんです。
始めに外側から動きますがその外側のエネルギーが内に入ってきて
中心に存在する私たちの魂と繋がります。繋がるとどうなるか・・・?
自由であって楽しくて気持ちが良いんです。自由って?
固まってなくて広がってるんです。中心が有るから広がれるんです。
そして自分の魂(心の奥)が喜ぶんです。一緒に味わいましょう!!
今日紹介するプロップスを使った8ポーズは一時に全部しなくても良いです。勿論全部やっても良いですよ。
三つくらい選んでゆっくり静かに呼吸とともに行います。
感じるために長めにやるのが今の課題でもあります。
1.は必ずやって下さい。前回の立ちポーズを続けてやるのもお薦めします。
自分で色々なアサナを組み立てて自分のための今日のメニューを作ってみて下さい。最後はやはりシャバアサナです。
椅子はどんな椅子でもかまいませんので自分の脚の長さに合わせて,足裏に何かを置いて高さを作ったり、椅子の座面に毛布などを置いて調節します。足裏で床を踏みしめることで上方に力が繋がってゆきますから足裏は床から浮かさないでしっかり床を押して行います。
吸う息で下腹部から横隔膜まで引き上げます。そしてゆっくり吐きながら上体を回転して胸を広げていきます。腹部を引き上げて広がりを感じて下さい。感じるためには広げないと感じられません。椅子を使った座位のねじるアサナはイスの背もたれなどを掴んで引っ張ったり押したりすることによって捻りを深めましょう。
1. パールシュワ・スワスティカアサナ 座位の捻り
骨盤と腹部を引き上げる補助として毛布を畳んで高さを作って座ります。座布団を二つ折りで使ってもよい。
脚はクロスして座る。先に記したように呼吸と共にしっかり、そして気持ちよく捻っていきます。
肩甲骨の動きも確かめながらやることで胸がしっかり広がります。以後の捻りも同様に行います。
2.ウパヴィシュタ・コーナアサナ 椅子を使った捻り
ちょっとお行儀はよろしくないかもしれませんが,腹部の広がりがよく感じられます。
背骨の下部をしっかり捻るので腰の疲れをとったり、妊産さんや生理の時にも良いんです。
脚の形は変えないことが重要です。土台(脚と座骨)が安定しないと腹部の広がりは均等になりません。
3.バラドゥワジャ・アサナ
椅子とブリック両膝でブリックを挟むことで肛門からの体幹の引き上げがしっかり感じられます。
挟まないでやってみて違いを感じてみましょう。
4.パーシャ・アサナ
両足と両膝は揃えて,ずらさないように回転していきます。ずらすと中心軸の最低部が感じられなくなります。
感じられないと回転軸のどこから引き上げるか解らなくなります。
5.マリイチャアサナⅢ
まず両脚を伸ばして壁を押せるようにして椅子の前の方に座ります。
片脚を曲げてかかとを椅子の縁に置き上体を伸ばします。曲げた脚と反対側の手で膝を抱えるように
持ちもう片方の手で椅子の背もたれの縁を持って捻ります。
肘をかけられる人は曲げた脚の膝外に上腕を置いて捻りもやってみて下さい。
無理をして背中や腰を丸めてやると腰を痛めることになります。
下腹部はしっかり引き上げることが捻るという動きには必修です。
床に座ってやるのとの違いわかりますか?
答えが解った人は回答をメールして下さい♪
今度スタジオが再開できたあかつきにはご褒美を差し上げます^^
6.パールシュワ・ダンダアサナ
上体をしっかり引き上げて捻ります。一方の手を太ももの外に置き引くように使って捻りましょう。
もう片方は後ろの背もたれの縁を持ち引っ張ります。胸の広がりと腹部の自由なスペースを感じて下さい。
腹部を引き上げておかないとスペースは出来ないので感じにくいです。
7. ウッティッタ・マリイチャアサナ
座位の捻りではありませんが,腰痛の人にはとても有用なアサナなんです。お腹と仙腸関節が広がります。
曲げた脚は膝が付け根より少し高くなるように調整して壁に付けて行います。家なら出窓のところなどで行うと便利です。
流しの前でも出来ます。良いところを探してやりましょう。
8. サーランバサルワーンガアサナ 壁を使う
壁から50センチ位離れた所に肩が来るようにセットして毛布などを置きます。座布団でも代用できます。足裏で壁を押して、
仙骨を前に押すことを身体が学ぶようにすることがこのやり方の最重要課題なんです。両脚を伸ばしたときもしっかり仙骨を前に押し、
お腹の広がりを感じて下さい。首が痛い人は下に敷いた毛布を高くします。首は毛布の上に置きます。
両肘にベルトをすると胸がしっかり開いて首への負担なく行うことが出来ます。
それでも痛い人は一度降りてやり直すかそこで終了します。
プロップスは正しい姿勢や動きを得るために使います。
一人でやるときは壁や椅子や出窓や流しを使って正しい動きの方向性を得ながらやって下さい。
又スタジオでその成果をみさせてもらいますね♪